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ワサビの栽培 [野菜]

DSC01557.JPG 清流に育つ 水ワサビ

ワサビは、日本原産の本ワサビと西洋ワサビとがあります。西洋ワサビも日本で栽培されていますが、輸入もののほとんどは中国産です。

本ワサビは、日本の全域で栽培できますが、静岡県・長野県・島根県、東京の奥多摩でも栽培されています。

安曇野(長野県)の水ワサビの栽培が盛んになったのは、大正12年の関東大震災で産地の静岡が被害を受けたためで、穂高に流れる清らかな水の流れを利用し、栽培が拡大しました。

1年.JPG 2年.JPG 





         1年目                2年目     

【平地式】  穂高・安曇野地方(長野県)
        伏流水を利用して1~2年栽培。平坦地を1~2m掘り下げてある畦を作って植え
        付けます

【地沢式】  多摩(東京都)・安部川上流地方 (静岡県)
         渓流式を改良して畳石式のようにわさび田を作り1.5~2年栽培する方法。
        少ない湧き水を有効利用できます。

【畳石式】  伊豆天城地方(静岡県)
         豊富な水量が必要で、傾斜地を段々畑にして1.5~2年栽培します。

【渓流式】  島根・鳥取等の中国山系地方
         自然の渓流に砂を敷いて田を作り、大石で苗を押さえ2て.5~3年栽培します。

IMG_2772.JPG

     < 苗づくり >

ワサビには、ワサビ墨入病等の病害があります。
陸ワサビ中心に糸状菌によって拡大しますが、
根茎に発病すると致命的な被害になります。
健病づくりも病害軽減の基本になります。



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